苦手を克服していく

 健太です。

 私はたまに料理をします。その際、鶏肉とじゃがいもは扱うのが難しいという先入観があったので、使うのを避けてきました。どちらも火を通すのに時間がかかりそうで、火加減を見定めるのが私には難しいと思っていました。


 でも今年に入ってから鶏料理にふと興味を持ち、自分でもできそうな気がしてきたので、書店で鶏料理の本を買い、何品か作ってみたところ、思いの外うまくいきました。特に鶏そぼろは妻からも好評で、二度作りました。また塩鶏というものも作ってみましたが、これは客人にも好評でした。今ではもう鶏に苦手意識は無く、まだ作っていない品を作るのが楽しみです。


 もう一つのじゃがいもは鶏を克服してからもまだ苦手意識があったのですが、昨日カレーを作り、その中にじゃがいもを入れ、美味しかったので、克服しつつあります。もう何品かじゃがいも料理を作れば、完全に苦手意識を払拭できると思います。


 こういう苦手克服作業を音楽にも採り入れていきたいと思います。私は以前、フランス語の曲を歌ったときの自分の声の響きが非常に嫌いになり、以後全く歌わなくなりました。フランス語という言語そのものが嫌いな訳ではありませんが、歌うことには苦手意識が定着してしまいました。鶏肉やじゃがいものように、フランス語歌唱も克服できればいいなと思っています。