自分に何が向いているかは案外他人が教えてくれる

 健太です。

 題名にもあるように、自分の適性は他人が教えてくれることが結構あるという話です。

 

 私が高校生になった頃、音楽の先生が「あなたは声がいい」と言ってくれました。私はそれまで自分の声のことも他人の声のことも意識したことはありませんでしたが、元々クラシック音楽は好きだったので、声がいいのなら声楽をやってみようと思い、習い始めました。

 家で教室を開いている先生のところに通っていたのですが、その先生にも声がいいと言われたので、下手ながらもいい気分で歌っていました。一年ほど習ったとき、急に法律の世界に興味を持ち、声楽への興味が薄れたのでやめてしまったのですが、その後紆余曲折を経て、結局声楽の世界に舞い戻り、今に至ります。


 私のような、自分の声のことなど全く気付いていなかった人間でも、他人の一言をきっかけにして自分の適性を伸ばすことができたので、もし誰かに何かが向いていると言われたときは一度やってみるといいでしょう。絶対に成功するという保証はありませんが、うまくいくかもしれませんよ。