ときどき

 健太です。

 生徒さんにレッスンしていると、ときどき自分が医師になったような気分になることがあります。うまく声が出せない、音程が外れるといった「症状」を、色々な方法で「治療」する、という訳です。「先生」とも呼ばれますし。

 ただ、最近では先生と呼ばれ慣れてきましたが、そう呼ばれて図に乗ってはいけないなと思います。傲慢になるとそれが私の歌にも指導にも表れてしまいそうですから。病院に行ったとき、人柄の良い医師に診察してもらうと、こうありたいなと思います。歌い手である以前に、講師である以前に、まともな人間でありたいですね。